三崎文雄 「100日後 元日の衝撃」


■ 100日後 元日の衝撃

 緊急地震速報をマレーシアで受けた。

 自宅地域の状況がつかめず、近所の方に連絡がついたのは2月に入ってから。

 3月に能登へ戻る。70歳を超えた身に何が出来るか、連日の葛藤。被災した人たちの話相手となることや写真で記録と、復興活動の邪魔にならぬ様現地に向かった。

 現地に着き唖然とした。3か月たってもこの状態?

 1月にメディアで見た写真と全く変わっていなかった。

 ビルや家屋も倒壊したままだ。復興の土音もなく静かさだけが漂っていた。

 4月の平日でも同様だった。住人の方に話を聞くと「この状況を皆んなに知らせて欲しい」と石川以外メディアでは地震情報は少なくなり、「今を記録する事」だけでなく「その記録をどのように発信するか」が自身の使命に変わった。

 そして、ある公募展に応募。結果は、最終候補には残ったが。。。

 絵が構成が綺麗すぎると評された。

 そりゃそうだ、生々しく表現するには了承をもらっていても躊躇したから。作品としては中途半端だ。

 

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