一写くらぶ&キャッツアイクラブについて


一写くらぶ&キャッツアイクラブは、15年前に立ち上げた写真教室です。現在会員数「28名」、月2回の集合形式教室と、在宅リモート教室と計3回6時間の教室を展開しています。

教室の前半は、会員全員がPC持ち込みによる、レタッチ技術の習得と、課題成果発表、後半は全員による作品互選と、内部講師による審査講評をしています。在宅教室はコロナ禍の影響が出始めた頃からスタートしており、「チュートリアル授業=家庭教師」を毎月開催。又、「キャッツアイクラブ」では、月2回16時間をサロン風タイムでフォトライフスタイルをより充実して、作品の品質を高める技術を磨いています。

2ヶ月に1回の撮影会、3年に1回の海外撮影会を開催しています。

年間1回、会員による「作品展」を開催し、畳一畳サイズを始めとする「大型作品展示」も金沢21世紀美術館で開催しております。

※「第14回展」は2020年9月開催予定でしたが、「コロナ禍」の影響で中止となり、その代わり「WEB」で発表する事としましたので、どうぞ会員の「力作」をご鑑賞賜れば大変光栄に存じます。
「第14回作品展」はこちら

ごあいさつ


 この度、金沢市のコロナ禍による影響を受けた団体に対して、「芸術文化活動の支援策」として、中止となりました「第14回展」を初の試みとしてWEB上で開催発表する事にしました。

 

来年まで一年間待つ事にしようと決めていましたが、市からの呼び掛けに決意し開催する運びとなりました事は、この上ない喜びでした。

 

コロナの災いがもたらしてくれた教訓の中から、リモート研修を思い付き、毎月1回会員一同「写真&パソコンに関するあらゆる項目の在宅研修会」を実践しております。

 

弊くらぶも高齢化の波が押し寄せていますが、「今日一日、明るく元気なフォトライフを過ごして行こう」をモットーにして活動を続けております。

 

くらぶの軌跡


設 立    2006年3月

 会員数    2020年10月 29名

 平均年齢   72歳

 グループ展
   
二塚公民館➡県庁19Fギャラリー➡フジカラー北陸➡金沢21世紀美術館(8年連続)

 来場者数(最近4年間実績)
   
2016年(5,792名) / 2017年(3,765名) / 2018年(3,022名)/ 2019年(4,129名)

 撮影履歴
   <国内>九州・沖縄除く全域で年間6回
   <海外>マルタ島・バリ島・台湾・中国・チュニジァ・ベトナム・東欧

 教 室    毎月前後期2回・リモート1回 計3回 6時間

 慰労会    年間2回(作品展開催後・忘年会・撮影会遠方旅行に随時)

 増員活動   一人一名を合言葉に「人材募集活動」

 記念誌発刊  毎年1冊制作

 エンジニア  ハード・ソフト両面のエキスパートを備えています

運営委員会


毎年、「金沢21世紀美術館」で開催する私たちの作品展が終了した後、翌年度に向けての取り組みを毎月行っております。「反省会」や「改善項目」に加えて「新規目玉作品」等にテーマを絞って進めております。

 

場所は、これまでに「金沢市民芸術村」、「金沢玉川町図書館」、「二塚公民館」、「金沢KCビル」等を利用しております。
 
開催5ヶ月前には、出品作品を確定し、全員で審査、キャプションの拘り、作品同士のバッティング調整、作品の1/10の縮尺サイズで、会場設計図に基づいてジオラマで再現しています。

運営委員会

作品制作


畳1枚サイズ(B0タイプ)やB1サイズ、障子戸、パノラマサイズ等がプリント出来る大型プリンターの導入で自在に作品作りが出来る様になりました。バックシート貼りもサイズに合わせてしています。

 

つまり、撮影からパソコンへ、そしてプリント、額装まで全て自前でしています。


会員の声


<高桑 朝代 さん>

一写くらぶ入会前はPhotoshopの取説を見て挑戦するもギブアップ。

でも今はメンバーからのレクチャーで少しづつですが使えるようになりました。

 

「写真」というのは「見えたとおりに写す」という意味ですが、月一回の作品審査に持ち寄る

メンバーの「写真」は決して「見えたとおり」ではなく「見えた以上」の世界を見せてくれます。

 

今は遠出も難しいですが撮影会(撮影旅行)で親睦を深めることも楽しみです。

何よりカメラを手にしたメンバーは足取り軽やかに10歳、いえ、もっと若々しい表情です。

 

これからもそんなメンバーからの刺激を糧に益々楽しんでいきたいと思います。

<眞木 克子 さん>

一写くらぶの撮影会を擬声語で表すと、「ワイワイ、ガヤガヤ、ワハハハ、シ~ン、カシャカシャ」。ひと言でいうと、「仲間がおるから楽しい!」。

 

そうなんです。仲間がいるから、楽しさ2倍。仲間がいるから、辛いことは半分に。そして、後日送られてくる参加者の集合写真は、誰もがイキイキとした表情で、いい顔をしているのです。

 

私は思わず、ニコッと顔がゆるむのです。今年も、そんな時間を沢山持ちたいと願っています。

ボケ防止に参加します、私の元気の源だから会に参加しています。

<山村 保 さん>

約10年位前デジタルカメラを始めたころに、自分として何も分からないときでした。主に風景写真を撮っていましたが、その時々によってスナップショットも良いと思い、そんな頃に心に感じた情景にカメラを向けています。

その頃に金沢フジカラーギャラリーで一写くらぶの作品写真展を見たときに非常に感動して是非当くらぶに入会して勉強したいと思い、今日に至って日々努力して写真撮影に励んでいます。

クラブ内では講師の方や会員の方々に教えを頂きながら、作品つくりに挑戦しながら、なかなか難しく大変では有りますが、教室仲間と楽しく作品つくりに励んでいます。

 

<丸山 悦子 さん>

充実した時を送ってますか?と、聞かれたら、Yes!!と答えます。

2008年に主人が亡くなり、2009年に私が癌を患い、空虚になり、何か心の支えを模索していました。そんな時に出会ったのが一写くらぶの写真展でした。私も撮ってみたいなぁ‼と、未知の世界に足を踏み入れました。 

それからが、喜びと苦しみの始まりです(笑)県内から出たことがない私が、撮影会で色々の所へ連れて行って頂き(喜)カメラの操作や、Photshopの使い方、リモートワーク(苦)知らなかった事を知る楽しさ。

年も忘れて楽しい毎日を送っています。写真と良い仲間に出会えたことに感謝します。

 

<松本 幸美 さん>

写真を始めたきっかけは主人の定年でした。これから何をすれば楽しいかな~と、写真はもともと好きでしたから写真にしようと思いました。以前息子からプレゼントされた一眼カメラで、旅写真等を撮っていたが、今一つ扱いが解らないので習いに行きました。そこでポジフイルムを知りその美しさにのめり込み今に至りました。今はデジカメに変わりましたが相変わらず操作は今一つです。

写真の仕上げはフイルムとは違い、すべて自分でプリント仕上げまでするので大変です。でも写真は楽しいです。撮りに出かけると時間も忘れます。ちょっと人の目も気になりますが自分の世界です。

最近は子供達からセーブがかかったのと、自分の体力、気力、根気が落ちて来たのとで、自分の出来る範囲で楽しもうと思っています。皆さんとの活動や写真展を見てパワーをもらい、有意義で楽しい老後の生活を頑張ろうと思っています。