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一写くらぶ撮影会「燈籠山祭り」

 

 歴史と文化が今も色褪せない町

 能登の夏祭りは5月に発生した「大規模地震発生後」だっただけに開催が危ぶまれたが能登復興の為、元気付けようと、くらぶ会員がバスに乗って2時間余りで会場に到着。

 天候も良く絶好の撮影日和となった。迫力満点の「燈籠山祭り」はこの地域の大きな記念イベントであり住民達と交流を深めながらの楽しい撮影会でした。

 燈籠山祭りは能登半島最先端の珠洲市飯田町に鎮座する春日神社の祭礼で、その起源は江戸時代の寛永年間初期(1625年ごろ)に遡ります。神事としては「おすずみ祭り」と呼ばれています。春日神社では、7月19日に前夜祭、20日には本祭・榊神輿渡御・燈籠山、山車巡行、21日には氏子全域への燈籠山巡行が斎行されます。 

 寛永年間の初期、土用入りの暑さがはなはだしい頃に、春日神社の御祭神である「天児屋根命」をはじめ七柱の神々に夕涼みにお出まし願ったのが祭りの始まりとされてます。

(撮影:山下正己)