宇出津あばれ祭は、石川県無形民俗文化財となっている勇壮な祭りで、この祭りを皮切りに能登のあちこちで夏祭りが始まります。
350年前、当地に悪病が流行したため、京都の祇園社から牛頭天王を招請して盛大な祭礼を始めたところ、神霊と化した青蜂が悪疫病者を救いました。喜んだ地元の人は、キリコを担いで八坂神社へ詣でたのが始まりとされています。高さ7m、40数本の奉燈(キリコ)が大松明の火粉の中を乱舞し、2基の御輿を海や川、火の中に投げ込んで暴れる勇壮な祭りです。
平成27年4月、「灯り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~」が日本遺産に認定され、全国からキリコ祭りが注目されています。
輪島大祭とは、石川県輪島市で8月22日から8月25日の4日間行われる、同市に鎮座する奥津比咩神社(22日)・重蔵神社
(23日)・住吉神社(24日)・輪島前神社(25日)の大祭の総称で、日本遺産にも認定されたキリコ祭りで知られる。開催
日は8月下旬ともされ、変動がある場合がある。
キリコとは、わかりやすく言えば巨大な灯籠。代表的な形のものは直方体状で、前後に文字や絵が書かれていて、中には
灯りが入っており、上部には飾りや屋根が付いている。
この四社に限らず、能登地方を中心に、このキリコ文化は分布しており、各神社の例祭などで担ぎ出されたり、巡行が行
われたりする。キリコの形や大きさは、その地区により様々。
毎年7月から9月にかけて、能登地方では各地でキリコ祭りが行われている。輪島市のキリコ会館では、色々なキリコを祭
期間中以外でも見学できる。
輪島大祭は、能登キリコ祭りでも代表的なもので、昔、舳倉島(奥津比咩神社)に鎮座した女神と、輪島市内(重蔵神
社)の男神が年に一度、松明を目印に浜辺で逢う祭典が原点。
この際に男女神は結婚して、すぐさま懐妊する。新たな神が誕生する生命力を祭典参加者は授かることになり、厄祓いと
もなって、疫病退散・豊漁豊作にもなるという。
■天高く馬肥ゆる秋に五箇山の紅葉をめぐる
上旬:集落(標高400~200ⅿ)で紅葉が見られる。五箇山の世界遺産集落の紅葉はモミジやカエデが少なく、ブナやトチ、ナラといった黄色~橙色が多く見られる。
中旬:相倉合掌造り集落で「冬支度ライトアップ」が開催される。 下旬:紅葉も終わりかけ、山頂付近で初冠雪が見られることもある。写真は青空・積雪・紅葉の「三段染め」の様子。
天気のことなので運が良ければ見られる景色です。そろそろ車のタイヤをスタッドレスタイヤに変える時期
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